今回の記事はすごい個人的な記事になります。
一度曖昧な知識で固められたうつ病についてちゃんと知っておこうと思った。
文章や画像の引用は面倒なのでしません。個人用なので許して。
僕はうつ病ではないし、なった過去もほとんど無いと思っているので解釈や認識にズレが生じてしまうことがあるかもしれませんがご了承ください。
1つ目は単極性うつ病。(うつ状態サイトによってうつ状態のことを抑うつ状態と呼んだりいなかったりしていますが同義語と捉えて大丈夫です。)のみが定期的に来る。一般的に言われるうつ病はこれを指すだろう。
2つ目は双極性障害。異常に気分が高揚する躁もしくは軽躁状態とうつ状態がある。👆のグラフの最左のように躁期の直後にうつ期がくるのが通例らしい。
○うつ状態のとき
・気分の落ち込みや意欲・興味の喪失
・思考力低下
・気力の減退
・食欲の異常な低下や増加
・睡眠障害(不眠や過眠)
・自己肯定感の低下
・不安や焦燥感
といったように肉体、精神ともに衰弱してしまいます。
うつ病の症状で興味深かった具体例をいくつか持ってきました。うつ病の人は必ず当てはまる、というものではなく、あくまでそういう人が(多く)いる、程度に捉えるようにしてください。
・音楽が聴けなくなる:集中力が低下するため、音のまとまりを捉えられず雑音にしか聞こえなくなり好きな曲でさえ鬱陶しくなる。
・映画やテレビが見れなくなる:集中力の低下、興味関心の低下により見れなくなる。バラエティーや短時間の動画は集中力をそれほど要さないので映画やドラマよりかは見ていられるらしい。
・テレビをつけていないと不安:テレビは集中できないが、一人でいると不安や孤独を感じてしまうので視覚や聴覚への刺激で気を紛らわせようとする。
・離人感:自分と世界に隔たりを感じる。「見えない膜に包まれている感じ」「水中にいる感覚」などと形容する人もいる。
こちらから引用させていただきました。ここでは述べていない具体例もいくつかあるので是非見てみて下さい。興味深くて読んでほしいと思ったので引用しました。
○躁状態のとき(躁であって軽躁ではない)
躁状態は確かに社交的、活動的になったりといい方向に症状の過激さが働く場合もありますが、必ずしもいいもの、というわけではありません。(いい悪いなどは人によるものなので躁状態が悪いと言い切ることも出来ませんが、簡単に楽観的に捉えられるものではないと思っています。)
・気分が高揚したり怒りやすくなる
・自尊心の肥大または誇大
・睡眠欲求の現象
・観念奔逸(思考が先走りすぎて会話の文脈が逸脱する状態)
・多弁
・幻聴や妄想が聞こえる
・注意散漫
・焦燥
・目標指向性活動の増加
・危険な快楽的活動への熱中
こちらもうつ状態のシーンと同様に具体例をあげて解像度を上げましょう。
・一日三時間の睡眠で十分に寝たと思い込む
・ギャンブルに全財産をつぎ込む
・上司と大喧嘩をして辞表を叩きつける
といったように社会的信用や立場を失ってしまうことを躊躇なくしてしまいます。
また、躁状態にも2つの分類があり、躁状態とうつ状態がある状態を双極性障害1型、軽躁状態とうつ状態のある状態を双極性障害2型と言います。
その名のとおりですが、一型と二型のは躁状態の深刻さで区別されます。
僕も勘違いしていたのですが、一型は全体的に深刻で二型はあまり深刻な状態ではないです。軽躁は躁状態の深刻さが淡いだけで、頻度が多いなど別のことが問題になってきます。なるほど、一型と二型という名称にはこれで合点がいきますね。
躁と軽躁という日本語で区別するから誤解が生まれやすくなっているんですかね。
それぞれの特徴も確認しておきましょう。
一型
一型は二週間〜4,5ヶ月ほど続きうつ病は6ヶ月ほど続きます。(数値は検査によって異なるので参考程度に。)
躁状態がはっきりしていて症状が重く、上向きの躁状態が二型と比較して大きく現れます。
一般的に「躁うつ病」と呼ばれていたのはほとんどが一型のことで、正常時に保つことのできる社会適応性、他者協調性が極端に欠如してしまうほどの気分の高揚や開放を伴います。
二型
軽躁状態は入院が必要なほど重篤ではなく、社会生活に大きな支障はきたしません。なので、本人も「今日は気分がいい」程度に捉えていて本人も周囲も見過ごすケースが多いです。
摂食障害や過度な不安を感じるアルコール依存と合併しやすい傾向にあります。
以上になりますが、足りない情報などがあれば随時更新していくつもりです。では✋
うつ病について書くにあたり様々な記事を見ましたが、一般にデメリットや悪い点と言われていることを「特徴」と言っていて正しいし、配慮を感じました。極論だけど良いことも悪いことも存在しないよね。