沙羅双樹満開録

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MBTI診断で遊んでみた

こんにちは😊

本題に入る前から脱線しますが、twitterはてなブログも動機は他者承認なんだよなあ、悔しい。

 

さて、皆さんはMBTI診断をご存知でしょうか?

診断サイト(ネットにあるのは基本無料)にて質問に答えていくとその回答から16種類の人種に分類する、といったものなのですがこの診断結果が的確すぎて恐ろしいらしいです。

僕はこの手のネット診断(とその結果を信じ込んでしまう人)が好きじゃないです。

僕はバーナム効果を利用し、バーナム効果に利用される人が苦手なんですねー。。。

まずバーナム効果の説明をしておきます。

 

バーナム効果とは、星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。」(wikipediaより引用)

 

わかりやすい例を用意してくれているサイトが合ったので貼っておきます。

5秒でバーナム効果を実感できます。

www.jumonji-u.ac.jp

「錯思」、素敵なデザインですね❣

別の例を出します。

A型の人100人に2つの血液型診断の結果を何型の診断結果かは伝えずに内容だけ伝えるとします。

一つはA型の診断結果、もう一つはB型の診断結果を伝え、どちらが自分の血液型の診断結果だと思うか質問します。

どうなったでしょう?

 

お察しの通り「A型」と答えた人が50人、「B型」と答えた人も50人、とどちらかに偏ることはなかったのです。

これは、仮想シミュレーション的ですが、主旨は伝わるかと思います。

 

「人間は全てグラデーションなのだから、広義的に捉えると全ての占いが自分にあてはまるんだよ❗❗❗❗❗」(心の大きな声)

 

話をMBTIに戻します。

まあ、MBTIもバーナム効果なんじゃないかと僕は思っていたんですね。

でも、やる前から決めつけてしまうのは良くないので「MBTIはどれくらいバーナムが入っているのか」という実験も兼ねてやってみることにしました。

実は以前2回(ネットの)MBTI診断はやったことがあるのですが、結局2回とも興味を持てず診断結果をすっかり忘れてしまっていました。あと、うろ覚えですが過去2回の診断結果、そして今回も全てカテゴライズされたMBTIが違う気がします。

 

その前に一つ16種類のMBTIのカテゴライズ方法を説明しておきます。

MBTIは「主人公タイプ」や「巨匠タイプ」などと分類されることもありますが今回は上の図のようにアルファベットを使った分類のほうが理解しやすいのでアルファベットを使っていきます。

情報を感覚的に受容するなら「S」、直感的に受容するなら「N」というように4項目を◯か▢かの2種類に分けていきます。

例えば主人公タイプの人は「ENFJ」となります。

要するに主人公タイプの人は外向的で直観的で感情的で規律を軸に生きる人、というカテゴライズがこのアルファベットによってなされるわけです。

 

また、オマケ要素としてアルファベット4文字のあとにAかTが振り分けられ、

Aは「Assertive(自信に満ちている)」、Tは「Turbulent(荒れ狂う)」の頭文字。

Aはメンタル強め、Tはメンタル弱め、的な解釈でいいですが、Tの神経質さは感受性の高さとも言い換えられるのでATに甲乙はつけられるものではありません。(いろんなことがそう)

 

 

では、本題に入りましょう。

 

今回僕は性格の型の説明文のパーソナリティに触れているところ全てに批判を加え、自分に当てはまるかものかどうかを一つ一つチェックしていきました。

この作業を自分が診断された型、自分の型と真逆の型、自己評価でカテゴライズした型(サイトが導き出したタイプと自分が思う自分に当てはまる型が違っていたので)

3つでそれぞれ行い正答率がどれくらいかを比較してみることにしました。

それぞれの型の正答率が近ければ近いほどバーナム効果の強く作用する診断ということになります(多分)。

当然ですが、全ての批判は偏見なく冷静に向き合ったつもりです。そもそもどのタイプにあてはまりたいという(ほとんど)願望がないですが。。。

 

 

ENFP-A(僕がサイトに診断されたタイプ=運動家)

正答率78% (58箇所中46箇所あてはまると判断)

ISTJ(僕の診断結果の逆のタイプ=管理者)

正答率42% (45箇所中19箇所)

INTP(自己評価のカテゴライズによるタイプ=論理学者)

正答率89%(52箇所中46箇所)

 

こんな感じでやっていったぞ😃

 

うーーー!😡😢

結果が数字なのですごく簡素で一時間かけた労力がうまく伝わらない!

うーーー!😡😢

僕の消化不良な努力はさておき、一部補足と所感を述べていきます。

 

《補足1》

MBTIにおいて逆のタイプというのはこの図の逆、ということです。

僕の診断結果はENFPだったので、全てアルファベットを逆にするとISTJとなるわけです。

 

《補足2》

「自己評価のカテゴライズ」というのは上の図を使って自分を見つめた際

僕はE(外向的)と診断結果ではされているが I(内向的)だと思うし

思考はF(感情的)ではなくT(思考的、言い換えれば論理的)だと思ったのでそこを修正した上で新しいタイプの説明に批判を加えていきました。

 

《所感をいくつか》

流石に全ての回答時間が10分程度ある診断テストなので全く事実無根の内容、というわけではなかったが、やはり要所要所にバーナム的記述が見つかった。

例えば「楽しいことだけに興味があるわけではない」「運動家は調和を重視するタイプなので」など。マジョリティーの特徴をいくつも提示してきて人を見抜いたつもりになられても、、、😓

あと「運動家は奥深い性格の持ち主」という「奥深い性格」という検索しても出てこない難解な言葉、要するにそれっぽい言葉を使っているのも散見された。

そして、自分と逆のタイプであるISTJでも正答率が42%という高さを出しているのも証拠になるだろう。

大雑把なカテゴライズは出来るとはいえ、こういう核心と欺瞞とを混同することで文章のかさ増しをしているところは気に食わないぞ。

「診断結果」という公的っぽい形で人に情報を提示しているのだから誠意はあって然るべきだ。

 

ここまでMBTI診断について否定的なスタンスで語ってきたが、MBTIの本旨は大衆(統計を取っていないので大衆かは分からないし、大衆であってほしくない)の解釈とズレていると思っている。というかそうであって欲しい。

ここで日本MBTI協会(公式らしい)の説明を引用しよう。

「MBTI(エムビーティーアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、個人をタイプに分類したり、 性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。そのために、原版の 研究開発は20年以上の期間をかけてなされただけでなく、現在出版されている諸外国の国際規格の MBTIも、それぞれの国のMBTIエキスパートといわれる心理学者や臨床心理士ら、専門家の手によって、 長い年月をかけ、それぞれの国の文化にあわせたかたちで、国際規格に基づいて研究開発されたうえで 出版されています。

MBTIが、他の心理検査と大きく違うところは、検査結果はあくまでもきっかけに用い、一定の訓練を 受けたMBTIの専門家といわれる人たち(MBTI認定ユーザー)の支援を受けながら、MBTIに回答した本人が、 自分についての洞察を深め、自分のベストフィットタイプ(もっともしっくりくるタイプ)を見つけ出す 過程(プロセス)そのものを重視しているところです。要するに、結果だけでなくそれをきっかけに自分の 理解を深めていくプロセスがあってはじめて有益になる検査ですから、検査というより、メソッドという ほうが近いと言えます。」(【公式】MBTIとは より引用)

 

長いですか〜❓

僕なりに要約すると、「MBTIを通じて自分を知ったり、あなたが生きやすくなるサポートになれば幸いです。」という感じ。

 

「個人をタイプに分類したり、 性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。」

👆これ❗これ❗これ❗😤

 

僕はMBTIの本質が理解できないならするな、とかいうコトを言うつもりは毛頭ないんですよ。もうなんか、社会に不満を呈して極端な誤解を解消するまでがワンセットクリシェみたいになってるけど。

僕が問題視しているのは社会全体が物事の本旨とはズレたうごめき方をしていても、その渦中の人間たちはそれが正しいと思い込んだままであることで、

今でもMBTI診断で合わないタイプとされた人とは距離を置く、みたいな自身の行動規範が自分ではなくMBTIになってしまう人とかいると思うんですよね。これは極端すぎるかもしてないけど。

そして、「問題視している」といったけれど、僕がそういった人達と関わらなければいいだけだし、そもそも興味を持てないのでなんでもいいや。ってなっちゃった😂

 

 

 

😂

 

 

 

😂

 

 

 

😂

 

また、MBTIのタイプはかなりコロコロ変わる気がしています。僕がそうです。

一年か、もっと前にやったときは確か巨匠タイプ(ISTP)でしたが今は運動家(ENFP)

ですし、自認は論理学者(INTP)です。

僕のパーソナリティにおいて大きく影響されたと思っている人が二人います。

一人は数学マニア超論理的人間のAくん、もう一人は太陽のような革命家のBさん

Aくんは僕の見立てだと論理学者タイプで、Bさんは運動家タイプです。

僕はだいぶ前にAくんと会って彼の生き方に感銘を受け彼のような人間になることを意識しながら生きていました。そして、彼から取り入れたいと思ったところはだんだん取り入れられていると実感しています。

そうやって生きていた僕と出会ったのがBさんです。

また彼女に感銘を受けた僕はだんだん彼女から取り入れたいと思ったとことは取り込んで生きています。

僕の変容の様子が診断結果から可視化されていて面白い。

人はこんなに変われるものなんだな〜。

好きなように解釈して頂いて結構です。

 

また、今回の結果はMBTI診断結果(運動家)が正答率78%、自己評価のタイプ(論理学者)が89%となりましたが、だからといって自分が論理学者タイプであるかどうかは分かりません。

自分はおそらく論理学者のAくんに影響され、そうなりたいと思っていたため心当たりが多くあったからかもしれません。

そもそも文面だと程度が伝わらないため自分は論理学者タイプに浅く広く通っているパーソナリティなのかもしれません。それは論理学者タイプと分類できるものなんですかね、わからん。

 

 

そういえば僕もMBTIのお陰で幸せな気分を味わいましたよ。

MBTIはエンタメとして消化する分には好きにすればいいんです。

そもそもMBTIは好きな人に興味深いと紹介されてやってみることにしたのですが、まさかのタイプがその人と完全一致したという❣嬉しい❣

惚気話は興味無いですか?

では上のエピソードから発展する面白い話を1つしましょう。もう完全におまけの域ですが=💦

かなり不思議な体験をしまして、、、好きな人が運動家タイプというのは事前に知らされていて僕が真逆のタイプだったら面白いな〜なんて思っていたらまさかの同じ運動家タイプだったという!しかもATのふたりとも同じAだった!!!

ここからが不思議な体験で、その奇跡的な結果が出たと気がついたとき僕は勃起したんですねー。!

でも、その瞬間にエロは見い出せなかったんですよね。

確かに無意識下でなにかエロと繋げたことで身体的反応が出たと考えることもできますし、割とそれはある気がするのですが僕は昔同様にエロではないことで勃起したことがあります。

それは僕が記憶の中で初めて勃起した体験なのですが、僕が初めて勃起したのは基地を見たときなんです。

高速道路を走っている車窓から陸軍?なにかの基地が大きく目に入ってきてその瞬間小学生の僕は勃起した、という経験があります。不思議。

 

話は逸れますが人間が自然を美しいと思う理由の仮説に一つ興味深いものがあります。

人間が広大な自然を見たとき、その畏怖感、恐怖心から起こる高揚感が感動や美しさへと繋がるのではないか、というものです。

これと似たようなものを僕は基地を見たという経験から感じました。

当然(?)陸軍基地に小学生が色欲の念を覚えるとは思えず、ただ、なにか巨大なものに対する畏怖感、感動を覚えていたことは思い出せます。

話をエロと感動の相関性に戻すと、何故僕が勃起したのか今思いついた理由は2つ。

①脳がバグって(困惑して)変な物質が分泌されたから体が反応した

②エロと感動は本質的に同じものだから体が反応した

妥当なのは②ですかね、、、(多分)

人間というか動物は死を理解すると生命力(つまり性欲)が急に高まるということが条件が揃うと起こるらしく、この死にたいする畏怖感を≒感動と捉えると今回の珍( チン)現象に説明がつくかも,,,?正直ここは練り終える前の段階の曖昧な思考、仮説なので「ふーんそうなんだ」くらいの捉え方をしていただけると幸いです。

 

記憶のなかのあの建物はもうすっかり霞んでしまって外観も思い出せないので便宜上「基地」という言葉で片付けていましたが、一体何だったんでしょう。。。

 

 

では✋

 

 

[追記(11/2)]

この記事を書いて一ヶ月もしないうちにまた同じサイトでMBTI診断をやってみました。

結果はまた別!建築家タイプでした。

正直これも自分にあっているところも合わないところもあるけれど、すごくマイノリティのタイプらしいのでなんとなくうれしー❣😆